カフェが仕事に集中できる理由

「カフェは仕事に集中できる」と言う方、結構多いですよね。

実は、私もその一人。

カフェで仕事に集中していると、隣に座っていた人が、いつの間にか入れ替わっていた、なんて事もありますよね。

なぜ、カフェは仕事が集中しやすいのでしょうか?

それは、『暗騒音』があるからと考えています。

暗騒音とは、”聞こうとしている音、以外の音”の事です。
誰かと会話をしているなら相手の声以外の音、テレビを見ているならテレビの音以外の音が暗騒音となります。コーヒーを入れる機械の音、食器を洗う音、レジでのやり取りの会話、お客同士の会話、店内に流れるBGM等、ザワザワしているカフェは多いですよね。
これらが混ざり会い、ほどよい暗騒音になっているという事です。


逆に閉店間際で、殆ど客が居ない”し~ん”としたカフェを想像してみてください。
”し~ん”とした店内で、隣の席の4人組が会話をしていたら、普通に会話が聞こえてきそうですよね。そして、会話の内容が聞こえてくると、ついつい気を取られらて集中できなくなるかもしれないですよね。カフェであっても、”し~ん”としてたら、仕事に集中できないという事です。


なので、カフェで仕事に集中できるのは、カフェだからではなく、『暗騒音』があるからという事になるわけです。一般的には、静かな場所の方が仕事に集中しやすいと考えがちです。まったく音がしない自分の部屋等は別ですが、周りに音が発生する要素があるなら、一定の暗騒音があった方が、仕事に集中しやすいという事です。

ビジネスクリエイション事業部
事業部長 河口英二